「ダッジ チャレンジャー SRTデーモン」 ワイルドスピード登場の驚愕の記録、新機構

ドラッグレーサー級のモンスターマシン「ダッジチャレンジャー SRT デーモン」がNY モーターショーでベールを脱いだ!
1970年代に発売された初代チャレンジャーは、ローアンドロングのスタイルとハイパワーエンジンを搭載することで人気を博しました。
そしていま、40年以上の年月をかけ「ダッジチャレンジャー SRT デーモン」として生まれ変わりました。
デーモンの名に相応しいスペックやモンスターマシンに相応しい走行性能など車輌の魅力をお伝えしたいと思います。

ダッジ チャレンジャー SRTデーモンのスペック

怒涛のパワーを生み出すエンジン
6200ccのV型8気筒エンジンに、大容量化されたスーパーチャージャーが搭載されています。
新型エンジンとして、強度が増しさらなる軽量化をした内燃焼機パーツたちがブラッシュアップされ、最高出力は852psを叩き出します。
シリンダーヘッドに刻まれた「微笑んだ悪魔」が、モンスターエンジンのシンボルとなっています。
ドラッグレースでそのまま通用するスペックで、公道で使いきれるパワーではとてもありません。
しかし、悪魔のパワーを公道でどう使いこなすか、まさしくチャレンジャーというだけあり、乗り手を試すクルマですね。

強靭なエンジンパワーを支える強靭な足回り
モンスターパワーを的確に路面に伝え、しっかり車速を止める足回りが組まれています。
315-40-18とドラッグレーサー並みにワイドなタイヤを18インチのホイールに装着することで、怒涛のパワーを的確に路面に伝えることができます。
このホイールに装着されているタイヤは、チャレンジャー SRTデーモン専用設計となるドラッグレーサー仕様タイヤを装着しています。
あまりのパワーでタイヤがよじれてしますそうです。

一流メーカである「brembo」製ブレーキキャリパーを装着することで、強力なストッピング性能を実現しています。


トランスミッションは、8速のオートマチックのみの設定となります。

徹底的なパーツの削減により、車体の軽量化を実現
チャレンジャー SRTデーモンは、運転席のみのシングルシート仕様となります。
シングルシートにしたことや音響関連の装置を排除することで、圧倒的な車体の軽量化を実現しています。
エンジンや足回りから見ても、ドラッグレーサーとしてのキャラクターに振り切った仕様となっています。
しかし、追加オプションにてその他シートや音響関連の装置を装着できる選択があるようです。
実用化された「街乗りドラッグレーサー」で街へ繰り出せば、かなりの注目を浴びそうですね!

ダッジ チャレンジャー SRTデーモンの燃費や維持費について

「街乗りドラッグレーサー」としての脅威のスペックを叩き出すだけあり、経済的な乗り物とは正反対に位置する車輌です。
今現在、正式な燃費数値は発表されていません。
使用する燃料は、レースに対応した高いオクタン価を要する燃料が標準の燃料となります。
使用しているパーツが、レース仕様と言っても良いものばかりなので、消耗部品などの維持費は覚悟した方が良いかもしれません。
しかし、6200ccという大排気量と軽量化された車体から、かなりのトルクフルなエンジン出力となっていますので、あまり踏まなくても効率よく走ることができそうです。
好燃費で経済的な位置とは、真逆のクルマに仕上げたことで、乗り手を選び、選ばれた乗り手は悦に浸ることができる贅沢なクルマだと思います。

ダッジ チャレンジャー SRTデーモンの新機構

レースに参加することを強く意識した新たな機構が装着されています。
大型化されたスーパーチャージャーにより、過去最大のパワー出力に大きく貢献しています。
そして、二つのイグニッションキーが用意され、ノーマル出力仕様とフルパワー出力仕様をキーで使い分けることができます。
これは保安部品が装着されたレーサーと言っても過言ではありませんね!

ダッジ チャレンジャー SRTデーモン驚愕の記録

オートバイなどではお馴染みのテクニック「ウイリー」。
前輪が浮いた状態で、走行するというテクニックのことですが、なんと四輪であるチャレンジャーが驚愕の記録を打ちたてました。
なんと、89cmの距離を前輪を浮かせながらウイリー走行したというものです。
これは、圧倒的な加速力と圧倒的なタイヤグリップによる恩恵が大きく、他の追随を許さないギネス記録となりました。

ダッジ チャレンジャー SRTデーモンのライバル車と比較

ドラグッグレーサーライクで、マッスルカーのジャンルとなるチャレンジャー SRTデーモン。
ライバルとなるのは、以下の車輌かと思います。
・フォード マスタング
・ダッジ チャージャー
ライバルとなる車輌は数少ないジャンルとなります。
車輌重量・最高出力・走行性能は、圧倒的にチャレンジャー SRTデーモンが優位です。
実用性に、乗用車のようなインテリアを求めるのであれば、マスタングやチャージャーの選択肢になるかと思います。

今現在、国内販売は予定されていないようです。
経済的なクルマが普及している昨今、「不便な夢のあるクルマ」を一度、見たみたいものですね!

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